子育てBL漫画って意外と少なくない?って話
このところ読書数が低下の一途をたどっているせいで感想記事を書くものがないので何か別ネタを書いてみよう第1弾。*1
今回は、御影さんのできちゃった男子シリーズを再読しているときにふと、「そういえば小説ではわりとよく見かけるけど漫画で子育てものって意外と少なくない?」と思ったので、手持ちを含め色々探してみました。
既読作品
冒頭にも書いたシリーズ。現在(2016/09)、スピンオフ含め8作刊行。
受が姉の子供を攻と一緒に育てていき、その子が成長したあとも男夫婦として家族として続いているお話。
ぶっちゃけストーリー自体は受の性格もあってループしているようなものだが、ホームドラマ的な要素があるので個人的にはわりと再読率高め。欲を言えば第一子の子育て過程がもっと読みたかった…けど、程よくコミカルだし甘々だしエロいのでこれ以上は贅沢言わない。
那波18歳♂ママになりました (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)
- 作者: 一二三もげぞう
- 出版社/メーカー: リブレ出版
- 発売日: 2012/09/10
- メディア: コミック
- クリック: 2回
- この商品を含むブログを見る
全3巻。
旦那と一緒に夜逃げした姉の子を育てているところに彼らを探してヤクザの攻が登場。人質として連れてこられた組の中で一緒に生活するうちに家族になっていくお話。
絵が苦手そうだったので敬遠してたのが勿体ないくらい面白かった。タイトルの雰囲気からしてエロコメ系のノリなのかなーと思ってたらこれが意外とシリアスなヤクザもの展開になっていってビックリしたし、良い意味で二度裏切られたシリーズ。肝心のお子ちゃまは良い癒しポジでほっこり和ませてくれて言うことなし。
単巻。
攻が亡くなった兄夫婦の子を連れて受のところへ転がり込んできて、一緒に育ててほしいと強引に居候するお話。 最初は何も語らないせいで攻自身の子だと受が思っているのもあって曖昧な攻の言動がちょっぴりモヤるけど、実は兄夫婦の忘れ形見で受のところに転がり込むキッカケが欲しかったのだとわかってしまえば三人暮らし風景を楽しめて良い。気楽に子育てファミリー雰囲気を楽しめる作品。
単巻。表題作以外の短編も収録(実質表題は1/2)
攻が亡くなった姉夫婦の子を引き取って育てていて、その子を預けていた保育園の先生である受と恋をするお話。
カワイコちゃん攻なのでそこがメインではあるものの、タイトルにもあるだけあって育児成分もそこそこ含有。三島さんの描かれるチビッ子は可愛い!!それだけでも読む価値あった。個人的には。
ふぁみりーしゅみれーしょん!! (バンブーコミックス Qpaコレクション)
- 作者: 松吉アコ
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2015/06/19
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
単巻。表題以外にも収録(実質表題は1/2)
姉の子供を一時的に預かることになった受と、6年ぶりに再会した攻を含めた三人の家族ごっこ話。
子育てものとは若干別路線…というか家族ものに近いけど、二人で一緒に子供の面倒を見てるので入れてみた。子供が子供なりに無邪気でいじらしいのがキュンとする。どうせなら1冊まるっと読みたかったお話。
単巻。
居候することになった受と攻4人兄弟のひとつ屋根の下もの。年の離れた末っ子を攻と受で面倒を見ているお話。
健気でいじらしい末っ子がめちゃくちゃ可愛い!!正直受と攻のラブはお添えだった(笑) むしろもういっそそっちはニアでもいいから星ちゃんの出番を!もっと!って勢い。そんくらい可愛い。
ただいま、おかえり (オメガバース プロジェクト コミックス)
- 作者: いちかわ壱
- 出版社/メーカー: ふゅーじょんぷろだくと
- 発売日: 2016/06/24
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
単巻(続編決定済み)。オメガバース。
αの攻とΩの受、そして二人の実子である一人息子とのハートフルドラマ。
こちらもいちかわさん作品。もう大っ好き!!いちかわさんの描かれるチビッ子は本当に愛らしくて見てるだけで癒し和み。何回再読したかわからないくらい、今のところ今年ダントツ1位の作品。感想はコチラ。
単巻。
子持ちやもめの攻と保育士の受のお話。
既読なんだけどもう手離しててこれくらいしか憶えてない…。確か受がゲイでわりとエロめだったような…?
それなりに真剣なんです。 上 (花音コミックス Cita Citaシリーズ)
- 作者: 麻生海
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2010/05/29
- メディア: コミック
- クリック: 16回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
全2巻。
こちらも既読なんだけどもう手離してて内容忘却…。
受が子持ちらしいのでピックアップ。なんとなく娘ちゃん、そんなにチビッ子ではなかったような気がする…小学生くらいだったかな?
単巻。
既読なんだけど手離してて第3弾。
確か子連れ同士のお話で、面白かった記憶だけはあるけど内容憶えてないとかホントもう…。
未読作品
たかが恋だろ (ミリオンコミックス Hertz Series 61)
- 作者: 山田ユギ,英田サキ
- 出版社/メーカー: 大洋図書
- 発売日: 2009/07/03
- メディア: コミック
- 購入: 4人 クリック: 12回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
単巻。受が子持ちやもめ。
1~4巻。攻が弟の息子を引き取って育児。
1~2巻。お互いに子持ち。
単巻。受が子持ちやもめ。
以上な感じ
既読作品は10作品で、未読作品は調べてみたところ出てきたのがこのあたりだったのですが…やっぱり少ない気がする。それも厳密には子育てものというかホームドラマも含んで、ですからね。
なんだろう、需要ないんだろうか?
局地的ながらここにはものすごい需要あるんだけれどもっっ。
BLでは子持ち設定って必要性感じない方が多いってことかなあ…。うーん、自分が好きなだけに何故増えないのか謎(苦笑)
子育て、子持ちものって読んでるだけでほっこり癒されたり和めたり、時にはキュンと切なさを味わえたりと、個人的にはとてもオススメしたいジャンルです。
いいですよー疲弊したり摩耗した心に可愛いチビッ子!
もちろん小説で読むのも面白いし楽しいんですけど、やはり絵でも見たいじゃないですか、子供を挟んだ3ショット。なかなか微笑ましくていいと思うんだけどな。
というわけで、今後子育て子持ちBL漫画がもっと増えることを願いつつ、関心のない方にも関心を持ってもらおうというまとめ記事でした。
興味を持った作品がございましたらぜひ一度読んでみてください♪
そして上記の作品以外でオススメの子持ちBL漫画がございましたら当方までぜひご一報ください(笑) お待ちしております❤
*1:第2弾があるのかは不明