今年もこの季節がやってきた
ぼんやりTwitterを眺めていて、今年のWeb投票が開始されていたことを今日知りました祐です。一年ってホントあっという間ですね。こないだ(といっても二、三か月前)昨年の原稿料を頂いた気がしたんですが。さて今年もお声掛けいただけるのかどうか。
とりあえず、この話題が出始めると今年買った積本を早めに読まないと…!という気分になるので、このところスッカリ落ちてしまった読書ペースをなんとかしたい所存であります。皆様もどうぞ奮ってご投票くださいませ。
+ 「このBLがやばい!2017年度版」ランキングアンケートWEB 8/1〜
というわけで今年は上半期のまとめをしなかったのでざっと記録を振り返ってみたのですが、コミックスはまだ印象に残ってるのが多かったものの、小説は…自分の選択がまずかったのか良作はことごとく積んでいるせいなのか(おそらくこれ)、これ!という作品が少なくてビックリ。
そんな中でも良かったのは以下の作品たち。
って、実は読んだ数も少ないけど☆4以上を付けてる作品も少なすぎて選出するどころの話じゃないんですけどね(苦笑) そんななけなしの5冊です。
血が飲めない吸血鬼物もの。とにかくその受のヘタレ吸血鬼が可愛くて可愛くてキュンキュンしっぱなしでした。攻も適度に男前で度量の広いタイプだっただけに受の可愛さが引き立ってた良いピュア健気受作品。
九尾狐家シリーズ続編。子育て編が読みたい!と思っていたので主に受の御妃教育がメインだったのは少々物足りなかったけど、ハラハラと切なさ、そこに赤子の存在が楽しめて個人的にはとても大満足。多少ネガ入ってるけど身分差健気受がお好きな方にはオススメしたい作品。
女装受もの。とはいえ好んで女装をしているのではなく攻のために頑張って女装して好かれようとするいじらしい可愛げが堪らないっ。軽いだけかと思った攻のゾッコンっぷりも大変萌えだし、大人同士の恋愛らしい色気もちゃんと味わえて一粒で二度も三度も美味しい作品。
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狗神さまは愛妻家続編。前作でめでたしめでたしだったのでさぞや甘々な二人が…と思っていたら更なる試練に途中からボロ泣き。とにかく二人の前向きな強さに胸を打たれるお話です。タイトルに惑わされてほしくない、切なくてとても良い作品。
キャバレーが舞台の妖精ファンタジー。このページ数でありながら、なかなかにエグい設定もありつつ世界観にどっぷり浸れるところがさすが鴇さん。多少ツッコミどころだったり最後の呆気なさはあるけどファンタジー好きの方はぜひ。悲哀と官能を味わえる作品です。
以上の5冊でしたが、まあ見事にファンタジーのオンパレードですね(苦笑) 現代ものって結局安西さんの1冊っていうのが我ながらどんだけファンタジー好きなんだよと言いたい勢い。
けどどれも個人的にはオススメなので、機会があれば未読の方はアンケート投票前にお手に取ってみていただければと思います。目指せ!小説コーナーの拡大!!